
整形外科・リウマチ科
整形外科
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当院整形外科は現在、常勤医師7名、非常勤医師10名の体制で患者様の診療にあたっております。
大腿骨頸部骨折をはじめとする一般外傷をはじめ、膝関節の人工関節全置換術、関節鏡視下での半月板損傷や前十字靭帯断裂に対する手術を意欲的に行っており、良好な手術成績を収めております(三箇島、今村、白川)。また、日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医が常勤医師(宮本)となり、脊椎外科の充実も図られました。四股の外傷に対する手術(小宮山)、股関節の人工関節全置換術についても積極的に取り組み、良好な成績を残しております。また、西多摩地区では希少である小児整形外科の専門病院勤務経験のある医師(北野)も常勤となりました。
しかしながら整形外科の治療は手術だけで終わるものではありません。良い治療成績は手術後のリハビリによって決まるといっても過言ではありません。その点におきましても当院は自慢できるほどのリハビリのスタッフ数、質を兼ね備えております。理学療法士(PT)28名(内、3学会合同呼吸療法認定士7名)、作業療法士(OT)9名(内、3学会合同呼吸療法認定士 1名)、言語聴覚士(ST)4名に加え、鍼灸・マッサージ師3名および柔道整復師2名(内、日本運動器科学会認定運動器セラピスト3名)にて入院中や外来での患者様に対してきめ細かい対応をしております。勿論、手術の必要のない保存的治療が主体の患者様に対するリハビリにも種々の機械を導入し積極的に取り組んでおります。
一般病院でこれだけのスタッフを揃えた施設は非常に少なく、質の高い、地域に密着した医療を患者様に提供することが可能です。我々スタッフ一同、人数が増えたことに満足することなく、さらに技術、知識そして人間性の向上の努めてまいりますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
- 常勤医師
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リウマチ科
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整形外科の医師によりリウマチ外来を行なっています。
関節に痛みや腫れを伴う関節リウマチを中心とした自己免疫疾患の診察と治療を行います。最近、関節リウマチの早期診断・早期治療の重要性が言われており、当院でも早期から免疫抑制剤や生物学的製剤を用いた薬物治療を積極的に行い関節破壊の抑制をめざしています。また、病状の進行に伴ってADLに大きな支障をきたした骨や関節の変形に対しての外科的治療も行います。手術の内容は関節の部位や変形の程度によって異なりますのでタイミングの見極めが重要です。リハビリも重要な治療の一つであり手術前後だけでなく必要に応じて行います。
当科では、患者様との対話の中で薬物療法、関節内注射、装具療法、手術、リハビリを組み入れながら総合的な治療を行っており、最終的に患者様の痛みや症状を軽減し日常生活に困難を生じないようにすることを目標としております。
主な手術例
- 人工肘関節置換術
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- 足趾形成術
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さまざまな関節リウマチに対する手術に対応可能ですが、当院で対応困難な手術症例につきましても、東京女子医科大学病院整形外科リウマチグループ(http://www.twmu.ac.jp/IOR/)と連携しながら治療をすすめてまいります。
主な対象疾患
- 関節リウマチ
- リウマチ性多発筋痛症
- 強直性脊椎炎
- 乾癬性関節炎
- RS3PE症候群
- 回帰性リウマチ